研究課題/領域番号 |
04214113
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研究機関 | 奈良国立文化財研究所 |
研究代表者 |
西村 康 奈良国立文化財研究所, 埋蔵文化財センター, 室長 (80000488)
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研究分担者 |
稲田 孝司 岡山大学, 文学部, 教授 (40135926)
斎藤 正徳 東京工業大学, 理学部, 教授 (10011553)
鈴木 務 電気通信大学, 電気通信学部, 教授 (10017311)
中条 利一郎 西東京科学大学, 理工学部, 教授 (60016285)
道家 達将 放送大学, 産業技術系, 教授 (40016340)
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キーワード | 遺跡探査 / 電気探査 / 磁気探査 / 地中レーダ探査 / 超音波探査 / 光学探査 / 化学探査 |
研究概要 |
今年度は装置・方法の開発研究を終了させ、試作機が稼働する状態まで研究を進展させること、遺跡で具体的探査成果をあげる段階に達することを目標とした。 総括班では、1)領域研究全体の進展状況を点検、2)研究会議の開催、3)実験に供する遺跡の案内と紹介、4)研究内容と進展の状況を公開普及させるための広報活動、を任務とした。 2-1.第1回総合会議 平成6年6月18日に計画研究と公募研究に参加する研究者が一堂に会する研究会議を開催した。 2-2.遺跡調査と現地での総合研究会議 遺跡へ臨んでの総合研究会議を、七日市遺跡(兵庫県氷上郡春日町)、今城塚古墳(大阪府高槻市)、田尻遺跡(群馬県子持村)、原の辻遺跡(長崎県壱岐郡石田町、芦辺町)でそれぞれ開催した。 2-3.研究成果検討会議 研究成果を検討するため、領域研究参加の全研究者を対象としたポスター発表をまじえた研究会議を、平成7年2月12日に平城宮跡資料館講堂(奈良市二条町)において開催した。 4-1.公開シンポジウムの開催 平成7年2月11日に奈良県歯科医師会館講堂(奈良市二条町)において“遺跡探査-この研究で生まれたテクノロジー"をテーマに、第3回公開シンポジウムを開催した。 4-2.市民講座への参加 八女市教育委員会の依頼により現地で西村康と水永秀樹が「遺跡の探査」、「岩戸山古墳における電気探査の成果」という課題のもとに、平成7年2月18日に一般市民を対象に講演した。 4-3.ニュースレターの刊行 領域研究の内容と進行状況を公開し、あわせて遺跡探査を普及させること、領域研究参加者の緊密な情報伝達を目的に、ニュースレターの第10号から13号までそれぞれ刊行した。また、第1号から第10号までを合冊、復刻した。
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