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1993 年度 実績報告書

動的天然物化学の総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 04220102
研究機関東北大学

研究代表者

小倉 協三  東北大学, 反応化学研究所, 教授 (80006303)

研究分担者 砂本 順三  京都大学, 工学部, 教授 (80037811)
大橋 守  電気通信大学, 電気通信学部, 教授 (70015535)
杉浦 幸雄  京都大学, 化学研究所, 教授 (40025698)
楠本 正一  大阪大学, 理学部, 教授 (30028253)
市原 耿民  北海道大学, 農学部, 教授 (20000820)
キーワード動的天然物化学 / 生物発光 / 分子認識 / 生理活性化合物 / 糖質 / 核酸 / 酵素 / 人工細胞
研究概要

重点領域研究「動的天然物化学」は、これまでの天然物化学が主流としてきた「構造」と「合成」を二本柱とした研究から脱却して、生物活性化合物による生物活性発現機構の本質を追求することを目標として、平成2年度に開始され、4年度を以て終了した。その間、多大の成果をあげることができた。それらは生命現象解明への寄与にとどまらず、動的天然物化学の概念を基盤とした「天然超分子の化学」なる新学問分野の萌芽をもたらした。また、当初の期待通り、班内のみならず班間にまたがる多くの協同研究が生まれた。それらは、ますます新分野の発展に大きく貢献するものと考えられる。そこで、本年度は3年間の本領域研究を総括するとともに、これらの成果を一般に公開し、批判をあおぐために、6月に名古屋大学において動的天然物化学とりまとめのシンポジウムを開催した。シンポジウムでは、6名の班長が各班の研究成果の要約とコメントを行ったのち、近藤忠雄、渡辺裕、平間正博、三川潮、磯部稔、砂本順三の各氏が詳細な成果報告を行った。このシンポジウムは名古屋大学で開催されたEschenmoser教授(スイス、ETH)の特別講演会と日時を接するようにプログラムを組み、同教授にも出席を招請した。また、班員全員が同教授の講演会にも出席できるように企画したため、収穫大きいシンポジウムとなった。また、3年間の成果報告書の和文版と英文版を作製し、内外の研究者に送付したほか、班員の3年間の活動状況をまとめた資料を作成した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 小倉協三ほか: "Dynamic Aspects of Natural Product Chemistry" 「動的天然物化学」事務局, 141 (1993)

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公開日: 1995-02-08   更新日: 2016-04-21  

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