研究課題/領域番号 |
04239106
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
山口 正治 京都大学, 工学研究科, 教授 (90029108)
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研究分担者 |
藤田 広志 近畿大学, 理工学総合研究所, 教授 (30028930)
柴田 俊夫 大阪大学, 工学部, 教授 (90001205)
花田 修治 東北大学, 金属材料研究所, 教授 (10005960)
鈴木 朝夫 北海道大学, 工学部, 教授 (80016782)
増本 健 東北大学, 金属材料研究所, 教授 (20005854)
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研究期間 (年度) |
1995
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キーワード | 高温構造材料 / 金属間化合物 / Ti-Al系 / Ni-Al系 / Nb-Al系 / 変形 / 組織設計 / 耐環境性 |
研究概要 |
重点領域研究「新高温構造材料としての金属間化合物」は、平成4年度に発足し、3年間にわたって実施された。本領域の研究によって、遷移金属のアルミナイドとシリサイドをはじめとする金属間化合物の変形機構と組織の微視的理解に関して注目すべき成果が得られた。特に、新しい軽量高温材料として注目されているTiAl/Ti_3Al系金属間化合物の力学特性について、国際的に注目される成果が得られている。近年、ガスタービンをはじめとする高温産業技術に関わる材料の特性に対する要求か過酷になるにつれて、この分野の研究はますます盛んになりつつある。本領域の研究には15を越える大学にわたる67研究チームが参加し、そのうち、31チームが3年間、13チームが2年間、23チームが1年間研究費を得た。第2年度の終わりに第3回SAMPE国際会議の一環として、本領域の国際シンポジウムを開催し、本領域からの多数の論文をそのシンポジウム論文集に収録したが、もちろん国内外の数多くの専門誌にもこれら研究チームの膨大な数の論文がすでに発表または発表準備中である。これらの論文リストと領域の4分野「結晶構造の予測と制御」、「変形と破壊のメカニズム」、「組織設計と制御」、「耐環境性」における成果の概要を含む報告書、ならびに本重点領域研究の成果を広く世界に問うと共に、本領域の最新の研究成果を集大成するため、金属間化合物研究における国際専門誌であるIntermetallicsの特集号を刊行した。
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