研究概要 |
Electro Discharge Compaction(EDC)法を確立するため粉末冶金用の鉄粉を用いて実験を行った。粉末粒径と試料に与えられたエネルギーの大きさによる焼結体の違いを調べた。その結果 1.粉末粒径が小さい程、破断強度も大きくなり、通常の焼結と同じ傾向がみられた。 2.EDC焼結の降伏応力が、通常焼結よりも大きく、内部組織の損傷が少ないことがわかった。 3.焼結前にMechanical Alloyingを行うことにより、更に良質の焼結体を得ることがわかった。 4,本方法をTiAl金属間化合物に応用した。アトマイズされたTiAl粉末にEDCを行なったところ、内部維識を保った良質の焼結体を得ることができた。
|