研究課題
重点領域「脳の高次機能」の3年間の成果を取りまとめるため、集中的な討議を行うと共に、成果を印刷物として取りまとめ、このテキストをもとに異なる分野の間での相互理解を深めた。こうして集中討議を重ねる中で、現在までに得られた成果とその意義を確認すると共に、その成果を研究の歴史の中で位置づけた。また、世界的な研究の流れの中で、我々の先進性と独自の成果を明らかにすることができた。こうした成果は報告書の中に取りまとめられ、脳の高次機能に関心を抱く、医学・工学・理学の分野の関係者に広く役立てるようになっている。なお、当研究をさらに発展させたものとして、現在重点領域研究「脳の高次情報処理」が進行中であるため、本研究の成果をそこへ引き継ぎ発展させるべく、成果の取りまとめに力を入れた。これは将来「脳の世紀」の研究構想における重要な足がかりとなることが期待される。
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