研究課題
1.3回の総括班会議と1回の評価委員会を開き領域全体の円滑な運営と研究の評価を行った。2.サーキュラーの刊行 高井、渋谷班員を編集幹事として、がんバイオサイエンスニュースを発行している。総括班の活動と特定研究の運営方針を伝えると共に、各班員の専門領域におけるミニレビューを掲載して、各専門分野周辺の研究の発展状況について正確な情報の交換を行うまた、海外学術研究の先進国調査活動についても、派遣班員の情報を掲載している。92-1号は、平成4年8月、92-2号は平成4年12月に発行され、92-3は平成5年3月中に発行予定である。班員の他がん特各班長や関係領域研究者などにも配布し、利用をはかっている。3.公開シンポジウム 平成4年度新バイオがん公開シンポジウムは文部省、厚生省、科学技術庁各研究グループが合同で、平成4年12月21日「対がん10カ年総合戦略合同発表会」を開催した。また「がん特合同シンポジウム」(平成5年2月4日、2月5日)にも多くの班員が演者や司会者として参加した。4.班会議 平成4年12月22日に全体班会議を開き、各班の研究進捗状況を発表し、交流をはかった。平成5年3月8日には評価委員会を開き、各柱班長から平成4年度の研究進捗状況を報告する、各班の成果は研究報告書および進捗状況報告書として3月末に出版する。5.研究支援活動 第1期バイオがんで購入したDNA合成機は、第3期においてもオリゴヌクレオチドの供給に活用されているが、各班員も小型の合成機を購入し、自給しつつある。合成ペプチドの供給は現在幅広く利用され、成果をあげつつある。
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