| 研究課題/領域番号 |
04301010
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| 研究機関 | 大阪教育大学 |
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研究代表者 |
秋葉 英則 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (20030380)
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| 研究分担者 |
齊藤 誠一 神戸大学, 発達科学部, 講師 (60186939)
植田 千晶 和歌山大学, 教育学部, 助教授 (90107996)
鳥山 平三 京都工芸繊維大学, 保健管理センター, 助教授 (70027910)
井上 知子 追手門学院大学, 文学部, 教授 (00079401)
関 しゅん一 神戸大学, 発達科学部, 教授 (80031764)
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| キーワード | 青年 / 価値観 / 行動様式 / 尺度構成 / 媒介モデル |
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| 研究概要 |
1.これまで十数年間の蓄積を踏まえて、過去の研究文献を総括した結果、価値観と行動様式に関する媒介モデルを提起した。このモデルは、価値観と行動様式は直接対応しないとするもので、その解明のためには、価値観からのアプローチと行動様式からのアプローチの2つの接近が必要であるとされる。
2.多様な現場(中学校、高校、短大、4年制大学、大学院、専門学校、予備校、鑑別所など)からの聞き取り調査の結果、媒介モデルが支持された。
3.媒介モデルの検証のために、追試研究と新たな尺度構成を行った。
(1)現代青年の価値観と行動様式の動向を探るため、過去に行った調査の追試を、2789人の青年(勤労青年311人、大学生1323人、短大生372人、専門学校学生378人、高校生405人)に行った。
(2)さらに、媒介モデルを検討するための尺度の構成を行った。予備調査の結果に基づいて、項目を収集した。まず、価値観からのアプローチとして、10の価値観領域からなる価値観尺度を作成し、大学生に実施し、項目分析をした。また、行動様式からのアプローチとして、学校・家庭・労働・余暇などの広範囲に渡る青年の行動レパートリーに価値観が反映しているかどうかを測定する尺度を開発した。さらに、その関係を探るために、投影法(SCT)による測定方法が検討された。この3つにより、価値観にかかわる意識・行動・無自覚的側面がとらえられると考えられる。
4.上記で作成された尺度の妥当性・信頼性の検討は、今後の課題として残された。
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