| 研究課題/領域番号 |
04301010
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| 研究機関 | 大阪教育大学 |
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研究代表者 |
秋葉 英則 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (20030380)
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| 研究分担者 |
植田 千晶 和歌山大学, 教育学部, 助教授 (90107996)
鳥山 平三 京都工芸繊維大学, 保健管理センター, 助教授 (70027910)
井上 知子 追手門学院大学, 文学部, 教授 (00079401)
島 久洋 桃山学院大学, 文学部, 教授 (60025062)
関 〓一 神戸大学, 発達科学部, 教授 (80031764)
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| キーワード | 青年 / 価値観 / 行動様式 / 媒介モデル / 尺度構成 / 投影法 |
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| 研究概要 |
前年度より、現代青年の価値観と行動様式に関して、20年前に行った研究の追試と新たな尺度の構成を行ってきた。
本年度は、まず、追試研究の分析を行い、その結果、価値観が生活意識を規定するという仮説は、両者の直接的な関連を想定する「直接モデル」によってではなく、その現象過程に媒介変数を仮定する「媒介モデル」によって検証される必要があると考えられた。
そこで、青年の価値観を適切に測定できるテストの開発と価値観と行動様式の関連を「媒介モデル」によって検討するために、3462人の青年(大学生1266人、勤労青年468人、短大生637人、専門学校生262人、高校生829人)を対象に、以下の尺度を用いて調査を実施した。その結果,大枠では両者の関連性が認められ、現在、詳細にわたって関連性の特質について分析をすすめている。
(1)新たに開発した価値観尺度(自己成長性、経済的安定性、自立性、身体的活動性、対人指向性、愛他性、社会的評価、家庭生活、学歴尊重、健康性の10尺度で構成)
(2)行動様式への価値観の反映度を測定する尺度
(3)9項目で構成した投影法(SCT)による価値観調査
最後に、以上の研究をまとめて報告書を作成し、次年度には研究成果を日本教育心理学会大会シンポジウムにて発表する予定である。
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