研究課題/領域番号 |
04301021
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 常磐大学 |
研究代表者 |
古屋野 正伍 常磐大学, 人間科学部, 教授 (50086922)
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研究分担者 |
加納 弘勝 津田塾大学, 学芸学部, 教授 (20214497)
田中 重好 弘前大学, 人文学部, 教授 (50155131)
和田 清美 常磐大学, 人間科学部, 助教授 (40211677)
柄澤 行雄 常磐大学, 人間科学部, 助教授 (70161255)
北川 隆吉 専修大学, 文学部, 教授 (10061037)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1994
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キーワード | 地域研究 / 比較研究 / 移動 / 発展途上国 / 比較社会学 / 国際化 / 研究動向 |
研究概要 |
この研究は平成4年度に始まり、平成6年度をもって一応終結する。以下に最終年度の研究実績を述べて、今後の新しい展開への礎石としたい。なお、研究計画の実施に当たり組織されたアジア社会研究会が今後の研究を推進する。 1.研究会及び年次大会の開催 (1)研究分担者を中心とした少人数による研究打ち合わせ会を5月から12月にわたって計9回開催し、『研究通信』6号、7号、8号を発行した。 (2)定例研究会を2回開催し、下記の発題と討議を行った。 10月15日「北インド農村問題」(福永正明)・「アジアにおける都市農村の構造連関」(山本英治) 12月22日「今後の研究の課題と展望」(北川隆吉) (3)年次研究大会の開催(11月4日) 「現代アジアにおける都市・農村の構造連関」を統一テーマとし、タイ、フィリピン、中国の3部会で発題と討論を行い、後、全体シンポジウムを開催。延べ100人を超える参加者があった。 2.研究組織と地域実態の分析 (1)前年に実施した研究動向調査の結果を整理分析し報告書にまとめた。 (2)地域社会と国際関係の解明をテーマとした沖縄調査の結果を分析し報告書にまとめた。 3.研究の反省と新しい発展への展望 (1)社会学における国際比較研究方法の開発と適用のため、方法を根本的に再険し、新しいパラダイムの構築を目指して、研究論文をまとめた(古屋野正伍)。 (2)アジア地域の自律性をめぐり、先進地域との関連性を確認し、外国社会研究の目的と方法につき、学際的討議の場を設けるよう提案した(12月研究会、北川隆吉) なお、本研究全体の研究成果は、研究成果報告書(冊子)として別に作製する。
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