研究分担者 |
細川 藤次 神戸大学, 理学部, 教授 (60030756)
斎藤 耕二 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (70014686)
清原 今夫 金沢大学, 教養部, 教授 (70019818)
木下 冨雄 摂南大学, 経営情報学部, 教授 (10026742)
加賀 秀夫 お茶の水女子大学, 文教育学部, 教授 (00015968)
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研究概要 |
1.研究集会の開催:平成5年10月9日及び平成6年2月5日の2回全体集会を開催,研究経過報告及び今後の研究計画について討議した。集会とは別に各研究分担者とは逐次連絡を図った。 2.資料収集とその整理:前年度に引き続き,新聞報道,雑誌記事,書籍,研究報告等において特別科学教育をあつかっている資料の収集に努め,実施当時の生資料も一部入手出来た(前年度のものと合わせて主要なものを研究成果報告書に記載)。この結果,特別科学教育の実態が一層明確になった。 3.特別科学教育経験者の名簿作り:中学校生徒(当時)については,現住所の確認作業を進めた。国民学校児童(当時)については,なお調査が必要である(とくに広島高師及び京都大学関係)。 4.金沢高師については,数人の経験者からの面接聴き取りがなされた(研究成果報告書に記載)。 5.神戸一中における特別科学教育実施の概要が明らかになった(研究成果報告書に記載)。 6.教育担当者からの聴き取り:広島高師の高田平八郎氏からの聴取が実現した(研究成果報告書に記載)。 7.広島高師科学組2期生の座談会を行った(内容要約等を研究成果報告書に記載)。 8.東北帝大及び宮城師範における特別科学教育は,調査の結果,実施されなかったことがほぼ確定した。 9アンケート調査の延期:特別科学教育経験者へのアンケート調査(郵送)は,個人の秘密に係るものであること等を鑑み,慎重を期して本年度は行わないこととした。調査票の練り直しをして,平成6年度一般研究(A)「共通第1次学力試験高得点層の分析を通してみた人材の評価と育成条件」(研究代表者・坂元 昂大学入試センター副所長:本研究代表者は研究分担者の一人)において行う予定。
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