研究課題/領域番号 |
04301054
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
松岡 栄志 東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (90133115)
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研究分担者 |
衣川 賢次 花園大学, 文学部, 助教授 (20161523)
富永 一登 大阪教育大学, 教育学部, 助教授 (70132636)
石川 忠久 二松学舎大学, 大学院, 教授 (80112655)
大上 正美 青山学院大学, 文学部, 教授 (00042705)
戸川 芳郎 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (60017118)
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キーワード | 中国 / 漢魏 / 六朝 / 辞賦 / 駢文 / 文体 |
研究概要 |
本年度は、主に課題「漢魏六朝を中心とした辞賦、駢文」に関して、これまでの研究成果の把握と、研究分担にかかわる研究内容の報告、交流を行ない、併せて研究資料の蒐集、整理を行なった。隔月で行なわれた研究会の内容は、以下の如くである。 第一回平成4年7月「今後の研究計画の打合わせ」 第二回平成4年9月「李善の駢文分析について」(富永) 「近代における賦学の系譜(1)」(戸川) 第三回平成4年11月「けい康の『ト疑』について」(大上) 第四回平成5年1月「漢魏時期詞匯的主要変化」(董志翹) 「中国における道教の調査」(蜂屋、高橋) 第五回平成5年3月「虚構文学の視点から見た漢賦」(竹田) 「劉邦、項羽の故地を訪ねて」(石川) さらに、平成4年11月に香港中文大学において「第二届国際賦学研討会」が開催された。これは、「賦」に関する世界的な最も大きな学会であり、参加者は大陸、台湾、香港、韓国、日本、アメリカ、マカオなどから約60名にのぼった。研究代表者である松岡は、このシンポジウムに参加し、国際的な研究動向を調査するとともに、帰国後、本研究会(第三回)に於いて報告を行なった。 当初からの大きな目的の一つである、「六朝文章語彙集」の作成と研究文献目録の編成については、データの分析、整理が精力的に進められている。
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