研究課題/領域番号 |
04301063
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
東海林 邦彦 北海道大学, 法学部, 教授 (00004151)
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研究分担者 |
品川 信良 弘前大学, 名誉教授 (20003345)
加藤 久雄 慶応義塾大学, 法学部, 教授 (90051713)
甲斐 克則 広島大学, 法学部, 教授 (80233641)
山田 卓生 横浜国立大学, 経済学部, 教授 (00055170)
五十嵐 清 札幌大学, 法学部, 教授 (00000646)
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キーワード | 人為的生殖医療 / 人工受精 / 体外受精 / 代理母 / 選択出産 / 胚保護 / 医事法 / 生命倫理 |
研究概要 |
1.「勧告案」という形で、法的規制のあり方を探るべく、ワーキング・グループを組織し精力的な活動を続けてきた。即ち、ワーキング・グループ自体の研究会を神戸、弘前で開催して討議を重ね、その成果をもとに札幌、広島で研究分担者全員の研究会を開催し、昨年12月ようやく最終案のとりまとめにこぎつけることができた。この間、研究分担者以外の医学関係者、家族法ないし刑事法研究者、社会学者、実務法曹、フェミニスト・グループなど各方面の関係者とも意見交流の機会をもち、その成果を可能な限り「勧告案」に反映させるよう努めた(とくに9月の札幌での研究集会におけるドイツのアルビン・エーザー教授とのドイツ胚保護法の運用実態をめぐる情報交換は、この意味でも極めて有意義であった)。 2.本問題をめぐる外国の研究動向・立法の動きなどについて情報収集に努めるとともに、特に立法動向については、その主要なものにつき翻訳の作業を進めた。 3.以上の研究成果は、(各分担者の個別のそれとともに)近く刊行予定の研究報告およびその付属資料集に可及的に盛り込まれるはずである。
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