研究概要 |
1.各科教育で必要な学習項目家庭科・生活科に含まれる生活関連の環境問題(食品公害と生産製造過程と衛生健康)について新らたな教材開発が進められた。また、自然観察(山岳地植生・冬季流氷期の気象と風土及び経年流氷変異と温暖化・暖冬現象)渡り鳥の季節観察について社会人及び小学5年6年生について調査した。これにより学習項目の設定の適性を考察した。気象教材についてはテキスト用解説文の試作と適用を行い,内容を検討した。AV教材は冬季のものについて収集した。 2.'93-Z-4に研究分担者による研究会を催し,「環境教育の現状と課題」をテーマに1)環境情報2)国際的な進行状況3)北海道での進展状況について討論し,個人発表を含めて,環境教育について現況を話した。分担者今堀による環境教育の新しい視点が出され,今後はこの研究方針によって進めることとした。 これらについては日本科学教育学会第4回研究会「環境教育の今日的課題」報告書にまとめた。 3.テキスト原案は分担者の専門別にまとめており,年度末に検討会を行う。
|