研究課題/領域番号 |
04302003
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
丸山 正樹 京都大学, 理学部, 教授 (50025459)
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研究分担者 |
森 重文 京都大学, 数理解析研究所, 教授 (00093328)
渡辺 敬一 東海大学, 情報数理, 教授 (10087083)
川又 雄二郎 東京大学, 数理, 教授 (90126037)
上野 健爾 京都大学, 理学部, 教授 (40011655)
宮西 正宜 大阪大学, 理学部, 教授 (80025311)
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キーワード | 代数様体 / モジュライ / ベクトル束 / 算術的代数多様体 / Hodge-理論 / 共形場理論 / 放物束 / 特異点 |
研究概要 |
1.研究代表者および分担者は代数多様体上の種々の構造について、関連するそれぞれの分担課題についての研究を、研究協力者の協力を得て行った。 2.上記の研究成果のうち特に著しいものと関連する分野の最近の結果で影響の大きいものをテーマ別に集めて、下記のシンポジウムを企画し開催した。 (1)代数幾何学シンポジウム(兵庫県立城崎大会議館、11月10日〜13日)代数多様体について、種々の目覚まし結果が発表され活発な討論が行われた。 (2)可換環論シンポジウム(第百生命・野沢研修センター、11月24日〜27日)代数多様体の局所理論としての可換環論や特異点についての研究成果が報告された。 (3)群論とその周辺(北海道大学学術交流会館、1月18日〜22日)代数多様体の特異点、トーリック多様体等についての群論と組合せ論の見地からの研究成果が報告された。 (4)高次元多様体とベクトル束(九州大学国際ホール、2月3日〜5日)代数多様体とベクトル束についての最新の成果が発表された。 (5)SL_2の幾何(大阪商工会議所賢島研修センター、2月17日〜21日)数学の色々な分野の交差点であるSL_2を話題の中心にしてideaの交換と研究発表が行われた。 3.世界各地における研究課題に関する情報交換は、シンポジウムの機会、研究連絡を通して行った。 4.関連の深い研究集会に講演者、研究協力者を派遺して協力した。 5.分担者間の連絡、討論を代表者が中心になって行った。 6.上記(1)、(2)のシンポジウムにおける成果を纏めた報告集を印刷して配布した。(4)と(5)についても次年度に纏まり次第印刷して配布する予定である。 7.関連する分野の国内研究者についてのデータベースを作り利用を始めた。今後もデータの更新を続け活用する予定である。このデータベース作成と前記6の報告集作成のために、データベース・ソフト、ディスプレイ・カード、ハードディスクを購入して利用している。
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