| 研究分担者 |
柳川 尭 九州大学, 理学部, 教授 (80029488)
田中 豊 岡山大学, 教養部, 教授 (20127567)
田中 謙輔 新潟大学, 理学部, 教授 (70018258)
景山 三平 広島大学, 学校教育学部, 教授 (70033892)
稲垣 宣生 大阪大学, 基礎工学部, 教授 (10000184)
|
|---|
| 研究概要 |
統計的推測の問題を数学的モデルとして明確にし取り組む為に,次の研究課題について全国的な研究集会をもち,多くの成果を得た。(1)種々の統計母数モデルとその尤度関数による統計的推測:曲指数分布族等の尤度解析の理論,モデル化とその尤度解析について発表,討論がなされた。(2)実験計画の理論と応用:実験計画および組合せ論を中心に報告,討論がなされた。(3)ノンパラメトリックス推測理論の最近の発展とその応用:ノンパラメトリックス推測の他,時系列モデル等に関して報告がなされた。(4)最適化基礎理論とその応用:最適化基礎理論の諸問題等についての報告,討論がなされた。(5)統計的多変量解析の理論と応用:多変量解析の中で,多変量成長曲線モデル,尤度比検定等について発表,討論が行われた。(6)新しい時系列解析の理論と応用:時系列解析の数学的理論の研究が応用を考慮して進められた。また、予測理論についても報告された。(7)バイオ統計学の数学的基礎と応用:医学、生物学の分野で用いられる統計手法を中心に、研究発表がなされた。(8)統計的推測と逐次解析:固定標本では解決できない問題の解決手段としての推測理論が討論された。(9)統計的推測理論とその最適性:ノンパラメトリックな場合を含めて統計量の漸近的性質、時系列モデルにおける推測等について発表,討論がなされた。(10)非正規分布に基づく統計的推測理論とその応用:正規分布でないモデルの下での、推定量と検定統計量等について発表・討論がなされた。(11)多変量解析の理論と計算機:近年の計算機の進歩と普及の刺激により生まれた、新しいタイプの統計的推測を中心に研究がなされた。(12)統計的実験の基礎理論とその応用:統計的実験における情報損失、局所漸近正規性等の研究について報告がなされた。
|
