研究課題/領域番号 |
04302037
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
茂里 一紘 広島大学, 工学部, 教授 (90011171)
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研究分担者 |
経塚 雄策 九州大学, 大学院総合理工研究科, 教授 (80177948)
中武 一明 九州大学, 工学部, 教授 (70037761)
土井 康明 広島大学, 工学部, 助教授 (10134454)
内藤 林 大阪大学, 工学部, 助教授 (20093437)
池畑 光尚 横浜国立大学, 工学部, 教授 (10114969)
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キーワード | 自由表面流れ / 波崩れ / 振動翼 / 数値シミュレーション / 没水翼 |
研究概要 |
まず、共同研究を始めるにあたり、研究分担者がこれまで独自でおこなってきた関連の研究について発表し討論する機会をもった(92年7月8、9日)。そこでの討論をもとにそれぞれの研究分担を確認し、共同研究を遂行した。 茂里、土井、二宮は、自由表面をもつ流れの差分計算の新しい効率のよい数値計算法を開発について研究するとともに、非線形性の強い振動翼の数値シミュレーションをおこなった。また可視化技術を応用した波面の計測法について研究し、簡便で有効な方法を開発した。梶谷、宮田は高速水中翼船の開発を視野に入れて、没水翼の数値シミュレーションと流体力に関する実験を行なった。池畑は振動翼の発生する揚力について櫓の推力という観点から実験的研究をした。また平板と翼の接合部流れの数値シミュレーションをした。内藤、村松は波崩れの力学について理論、実験の両面から研究した。中武、片岡は高速時のRankine Source法の効率のよい計算方法の開発と自由表面上を滑走する翼の性能について研究した。経塚は2次元振動翼周りの流れの計算を行ない、非線形特性について検討した。 これらの主な研究成果は既に学会等で発表しているが、本年7月に、第2回の研究会をもち、研究成果を報告しあい、今後の進め方について討論する場をもつ予定である。
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