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1993 年度 実績報告書

地方圏活性化のための基盤施設計画に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 04302046
研究機関京都大学

研究代表者

佐佐木 綱  京都大学, 工学部, 教授 (20025836)

研究分担者 竹林 幹雄  神戸大学, 工学部, 助手 (80236497)
川崎 雅史  京都大学, 工学部, 助手 (20195077)
秋山 孝正  京都大学, 工学部, 講師 (70159341)
井上 矩之  福山大学, 工学部, 教授
五十嵐 日出夫  北海道大学, 工学部, 教授
キーワード地方圏 / 活性化 / 社会基盤施設
研究概要

前年度(平成4年度)の検討結果に基づいて、平成5年度は本研究で提案される計画プログラムの実証的検討を行った。はじめに、計画における地縁的地域特性を把握するための有効な考え方を精緻化するために、伝説と民話などの言語的なメディアに現れる空間領域の考え方を整理し、計画のコンセプトの作成に関する考え方を地域圏を対象として実証的に示した(佐佐木、井上、竹林)。また、地域圏の計画コンセプトを抽出するためのイメージ分析の方法論について、LOGMAP手法に関する検討を行った(西井、森津、秋山)。
つぎに、地縁的地域特性と活性化のための基盤施設整備との関係を明らかにするために、それぞれの地域において具体的な調査事例を試みることにより実際の社会基盤施設計画への適用を検討し、さらに社会基盤施設のデザイン的な活性化に関する検討を行った(川崎、竹林)。そして、地域計画における風土分析の意義と役割、地域圏活性化のための基盤整理計画を進めるための方法論、社会基盤の整備評価の考え方などを実証的にかつ体系的に検討した(全員)。これらの分析結果により、地域計画における風土分析の有効性を明らかにするとともに、最後に本研究の総括と今後の研究課題を示し本研究のとりまとめを行った(全員)。
これによって、当初の目的をほぼ遂行することができたが、その実証的な計画プログラムについては開発の余地も残されているため、今後もこの課題について検討を行っていく予定である。

  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 竹林幹雄: "伝説に現れる空間把握に関する基礎的研究" 第28回日本都市計画学会研究論文集. 589-594 (1993)

  • [文献書誌] 丹下真啓: "伝説に現れる空間把握に関する基礎的研究" 土木計画学研究講演集. 16巻1. 499-504 (1993)

  • [文献書誌] 西井和夫: "イメージ分析におけるLOGMAPの適用性に関する研究" 土木計画学研究講演集. 16巻1. 453-460 (1993)

  • [文献書誌] 川崎雅史: "京都における街並みサインの意匠性に関する研究" 土木学会論文集. IV巻19No.464. 119-127 (1993)

  • [文献書誌] 川崎雅史: "日本の伝統的空間に現れる陰影の意匠性に関する研究" 土木学会論文集. IV巻18No.458. 121-127 (1993)

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公開日: 1995-02-08   更新日: 2016-04-21  

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