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1992 年度 実績報告書

鉄筋コンクリート構造のせん断設計法の高精度FEM解析による再構築

研究課題

研究課題/領域番号 04302049
研究機関千葉大学

研究代表者

野口 博  千葉大学, 工学部, 教授 (20107535)

研究分担者 北山 和宏  東京都立大学, 工学部, 講師 (70204922)
近藤 吾郎  京都大学, 工学部, 助手 (30195896)
小林 克巳  福井大学, 工学部, 助教授 (40150297)
松崎 育弘  東京理科大学, 工学部, 教授 (30138979)
森田 司郎  京都大学, 工学部, 教授 (30025902)
キーワード鉄筋コンクリート構造 / せん断設計法 / FEM解析 / せん断抵抗機構
研究概要

1.従来のRC構造を対象とした基礎実験成果に基づく高精度FEM解析プログラムの開発計画を作成し、これに基づいて、RC部材の解析に効率的なモジュール群を開発した。
2.研究組織内でプログラムを出来る限り共有し、組織的な解析を行い、問題点を解決して全部材に適用可能なプログラム開発を目指している。プログラムの開発では一般的利用を考慮し、OS/2やMS-Windowsにより主記憶容量を大きく使える32ビットパーソナルコンピュータレベルで実行可能なものを目標とするため、各自が所有するパーソナルコンピュータを使用する。また、各解析モデルに対するプログラムの実構造部材の解析への適用性の検討及び設計への応用のために大型計算機の使用は欠かせないが、その場合には各研究機関の大型計算機を使用している。
3.超高強度材料を用いたRC構造に適用可能なプログラムとするため、それらの材料を用いた、拘束コンクリート、ひびわれの開閉・骨材のかみ合い、ひびわれコンクリート、付着・ダボ作用、付着・定着作用、コンクリートの構成則等に関する文献調査及び補則的な基礎実験を行い解析モデルを検討している。
4.FEM解析による内部応力状態と、マクロモデルでの仮定のせん断抵抗機構との対応を調べ、これまでに提案されている各部材用マクロモデルの問題点を整理して、解決方法を検討した。さらに、現在のマクロモデルで考慮されていない破壊モード、軸力、変形等を考慮する方法を検討している。

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公開日: 1994-03-23   更新日: 2016-04-21  

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