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1992 年度 実績報告書

日本の科学史研究における碩学からのヒアリングと画像記録による資料収集

研究課題

研究課題/領域番号 04302062
研究機関茨城大学

研究代表者

井原 聰  茨城大学, 教養部, 教授 (70106730)

研究分担者 高橋 智子  茨城大学, 教養部, 非常勤講師
豊田 彰  茨城大学, 教養部, 教授 (40007711)
菊池 俊彦  中央大学, 法学部, 教授 (20096100)
道家 達将  電気通信大学, 教授 (40016340)
キーワード日本科学史 / 日本科学史資料 / 科学史資料 / 科学史研究 / 碩学 / ヒアリング / 画像記録 / 日本科学史学会
研究概要

【1】高品質画像等ハードシステムのセットアップ
高品質画像・録音・編集システム技術導入と調整にに思わぬ時間がとられ,2月末ようやく稼動段階にこぎつけた.また文献史料類の光ディスク化を導入してコンピュータ処理化を準備した.さらにフォトCD化による映像取り込みも可能となり,ハードのシステム化がようやく完成した.
【2】ハードシステムの調整と技術習得
NHKの元ディレクターやクリエイティブネクサスのディレクターらVTR製作者の協力を得て,システム運用の技術習得に力を注いだ.歴史研究における高品質画像・録音技術の導入という試みは,ハード面の調整とともに技術習得も必要でこの訓練に多大の時間を費やさざるを得なかった.
【3】史料収集の試行
調査対象者の基本データの入力,基本史料の確認,日程調整などを実行した,また史料収集のための試験的試みを行い,写真や資料をかなり満足できる仕方で,フォトCD化とVTR取り込みが可能となった.
また,ヒアリングの対象者が高齢なために,日程調整通りには進行せず,また長時間のヒアリングも困難で本年度は実際のヒアリングは実施できなかった.しかし,平成5年度の本格的データ収集のための基礎は出来上がった.
補助金の第三次配分という極めて時間的制約の多い条件の中で,もっとも効率的な成果をあげるため,本年度は予備調査の徹底とシステムのセットアップに集中したので,最終年度に実質的研究が展開される.

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公開日: 1994-03-23   更新日: 2016-04-21  

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