研究概要 |
平成4年度の本研究課題の研究発表会を平成4年12月15-16両日に開催しテーマにつき発表・討議が行われた。 すなわち,小坂:『冬眠動物の低体温時の耐寒性の解析』,黒島:『寒冷による褐色脂肪組織におけるインスリン動態』,土居:『低酸素,虚血時の細胞内pH,エネルギー代謝の変動』,入来:『アンギオテンシンII脳室内投与によって引き起こされる体温及び循環動態の変化について』,永坂:『選択的脳冷却機構と姿勢変換』,加納:『薬剤の細胞温熱感受性に及ぼす影響』,小川:『睡眠時の暑熱負荷に対する発汗の動的応答』,大塚:『哺乳動物細胞におけるhsp70およびhsp40の分子シャペロン機能』,森本:『頸下浸水運動時の体液応慶答』,永田:『HSP47の遺伝子構造とスプライシング』,彼末:LHRHの体温調節性皮膚血管運動反応への影響』,堀清:『運動時の体温調節に及ぼす風の影響』,村上:『脳内ニューロペプタイドとサイトカイン,堀哲:『サイトカインの中枢神経作用』,奥村:『アルカロイドによる熱耐性誘発の抑制』,清原:視床下部温度感受性ニューロンのイオン機構』,山下:『炎症性サイトカインと甲状腺細胞機能の変化』以上。 本研究課題は平成5・6年両年度も継続研究されるが、今後の研究の進展と成果の発表に万全を期す所存である。
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