研究課題/領域番号 |
04354011
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
三木 直正 大阪大学, 医学部, 教授 (40094445)
|
研究分担者 |
吉川 和明 東京都神経科学総合研, 分子神経生物, 副強事研究員 (30094452)
永井 克孝 東京都臨床医学総合研究所, 所長 (80072974)
栗山 欣弥 京都府立医科大学, 医学部, 教授 (20079734)
小幡 邦彦 岡崎国立共同研, 生理研, 教授 (60013976)
遠山 正弥 大阪大学, 医学部, 教授 (40028593)
|
キーワード | 遺伝子発現 / 転写調節因子 / キンドリング / 薬物依存 / 神経細胞分化 / 神経特異遺伝子 |
研究概要 |
本研究班は、平成6年度発足の重点領域研究申請の準備のために、平成4年12月17日に、大阪にて、「神経活動による遺伝子応答」と題して、公開研究会を開催した。演者および演題を以下に挙げる。 1)栗山欣弥(京都府立医大):受容体刺激に伴うGABA-A受容体α1サブユニットmRNAについて、2)遠山正弥(大阪大・医):グルタミン酸受容体の遺伝子発現と末梢神経、3)吉川和明:ニューロン分化に特異的な遺伝子解析、4)影山龍一郎(京都大・医):神経機能・分化に関与する新たな転写制御因子、5)池中一裕(国立生理研):神経系の分化と遺伝子発現、6)芳賀達也(東京大・医):ムスカリン受容体刺激によるZ2f268遺伝子の発現、7)津田正明(岡山大・薬):シナプス応答に関わる転写制御因子、8)小幡邦彦(国立生理研):海馬における神経活動と遺伝子応答、9)三木直正(大阪大・医):薬物依存形成と遺伝子発現。 研究会の後、神経系における、長期遺伝子発現を中心課題として、平成6年度発足の重良領域研究の申請を行うことを決議し、申請書の原稿作成および、研究内容と方向性についての討論を行った。 平成6年度発足の重点研究に、「脳における長期遺伝子応答」(代表者:三木直正)という研究課題で、平成5年度2月に申請書を文部省に提出した。研究班は、(A)ニューロンに特異的な遺伝子発現の機序(班長:山内卓)、(B)神経活動による長期遺伝子発現機能(班長:三木直正)の2班に分かれており、脳内情報保持機構を分子レベルで追求することを目指している。
|