研究課題/領域番号 |
04354036
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研究機関 | (財)東京都臨床医学総合研究所 |
研究代表者 |
矢原 一郎 (財)東京都臨床医学総合研究所, 副所長 (60109957)
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研究分担者 |
石川 統 東京大学, 理学部, 教授 (70012482)
香川 靖雄 自治医科大学, 医学部, 教授 (30048962)
堀内 賢介 国立遺伝学研究所, 細胞遺伝研究系, 教授 (70219210)
由良 隆 京都大学, ウィルス研究所, 教授 (20027311)
長田 和宏 京都大学, 胸部疾患研究所, 教授 (50127114)
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キーワード | ストレス応答 / 熱ショック応答 / 酸化ストレス / SOS応答 / ストレス蛋白質 / 分子シャペロン / 蛋白質・蛋白質相互作用 / 蛋白質のフォールディング |
研究概要 |
本研究は、平成5年度より発足する重点領域研究「ストレス応答の分子機構」の準備を行うために組織されたものである。その目的のために、本年度は次のような活動を行った。 1.重点領域研究で取り扱う次の研究課題の具体的内容について検討した。(1)蛋白質の発現機構、(2)ストレスによって再編される細胞構築、(3)ストレス蛋白質の構造、(4)ストレス蛋白質の機能、の4課題を集中的に研究することを確認した。 2.平成4年11月13日に、東京(日暮里サニーホール)でワークショップStress Response and Stress Proteinsを主催した。演者は、重点領域研究の主要班員4名(矢原、永田、由良、伊藤)と海外からの参加者6名(S.Lindquistら)であった。国外の参加者は、同時期に北九州市で行われた熱ショック蛋白質のシンポジウムに招待された研究者達の一部である。参加者名簿に記入した参加者は176名であった。ストレス応答の分子レベルの解析とストレス蛋白質の機能について世界のトップレベルの発表と討論が行なった。若手の研究者の参加を多く、フロアーからの質疑討論もワークショップらしく、活発であった。 3.平成4年9月17日に都臨床研会議室で第1回の班会議を行い、8名の班員が参加した。(1)本総合研究B設定の主旨と経過、(2)重点領域研究「ストレス応答の分子機構」の班構成と研究内容、(3)研究経費の記分、を討議し、基本案を作成した。第2回の班会議は、上のワークショップの前日に宿舎(ホテルラングウッド)で行い、前回の基本案に基づいて作成した重点領域研究の構成と運営に関する案を討論の後に承認した。 4.ワークショップの折に、英文の抄録集を作成し、参加者に配布した。
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