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1994 年度 実績報告書

ヨーロッパ史における差別と迫害

研究課題

研究課題/領域番号 04401012
研究機関早稲田大学

研究代表者

小林 雅夫  早稲田大学, 文学部, 教授 (10120916)

研究分担者 大内 宏一  早稲田大学, 文学部, 教授 (30063788)
野口 洋二  早稲田大学, 文学部, 教授 (40063549)
安斉 和雄  早稲田大学, 文学部, 教授 (80063395)
栄田 卓弘  早稲田大学, 文学部, 教授 (10063330)
野崎 直治  早稲田大学, 文学部, 教授 (90063255)
キーワードヨーロッパ / 差別 / 迫害 / 地域 / 民族的対立 / 宗教的対立
研究概要

世界の差別や迫害には、民族的差別、宗教的差別、経済的差別、階層的差別、社会的差別、性差別などさまざまなものがあり、その背後にはその社会が抱える階層間格差、宗教的対立、社会的慣習の違い、地域的格差(経済的・社会資本的格差)、民族対立、文化的伝統の違い等複雑、且つ深刻な諸問題があるのが普通である。また、差別と迫害には精神的・物質的なものばかりでなく、戦争や死といった悲惨な結果を引き起こした危険な差別な差別や迫害も数多くあった。さらに、現代世界でも地球上にあちこちで生命を脅かす差別と迫害は続いており、多数の犠牲者。死者が発生している。
なお、このテーマの研究も、当然のことながら研究分野によって現在の研究水準が大いに異なる。そして、研究水準が高く史料も豊富な分野では、従来の研究状況を把握するだけでも多くの努力が求められる。
本研究の分担者は古代シュメール史、古代地中海史、中世ヨーロッパ史、さらに19・20世紀ヨーロッパ史の専門家であり、今年度も昨年度までと同様に各研究分担者の研究分野である各時代、各地域の、且つ性格もさまざまな差別と迫害の具体例についてその解明に努力した。
定期的な研究報告会等で報告された各研究者の研究成果の一部はつぎのようなものである。前田 徹「シュメール・ウル第三王朝時代の奴隷」、村井誠人「19世紀デンマーク社会における『世代』の一考察」、井内敏夫「シュラフタ共和政とポーランドのお国柄」、竹本友子「W.E.B.デュボイと『アフリカ』。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 竹本友子: "W.E.B.デュボイスと『アフリカ』" 西洋史論叢. 16号. 1-14 (1995)

  • [文献書誌] 村井誠人: "19世紀デンマーク社会における「世代」の考察" 早稲田大学大学院文学研究科紀要. 別冊第21集. 151-166 (1994)

  • [文献書誌] 前田 徹: "Bal-ensi in the Drehem tents" Acta Sumerologica. 16. 115-164 (1994)

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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