研究課題/領域番号 |
04401017
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研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
池田 正孝 中央大学, 経済学部, 教授 (30055115)
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研究分担者 |
三井 逸友 駒澤大学, 経済学部, 教授 (00146755)
松丸 和夫 中央大学, 経済学部, 助教授 (40146999)
林 正樹 中央大学, 商学部, 教授 (00055211)
島崎 晴哉 中央大学, 経済学部, 教授 (50054995)
丹下 忠之 中央大学, 経済学部, 教授 (40119540)
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キーワード | 自動車産業 / コンピュータ産業 / 製品開発 / 開発プロジエクトチーム / 部品開発 / 金型メーカー / ソフトウエア / 下請再編成 |
研究概要 |
本年度は、研究テーマの拡散化を防ぐため、自動車、コンピュータ産業を中心に製品開発部門に焦点を当てて、ヒヤリング調査を進めてきた。 自動車産業については、製品開発のスケジューリングに沿って開発プロジェクトチームが社内・社外の組織とどのような接渉・情報交流をもちながら新車生産を具体化するのか、プロジェクトチーム主査経験者に対してヒヤリング調査を進めてきた。同時に部品メーカー開発部門が自動車メーカーと部品開発をめぐってどの点からどのような組織形態で接渉していくのか、主要な部門中心にヒヤリング調査を行なった。さらにこの調査は金型・車体溶接治具、試作等の各企業レベルまで降りながら聞き取調査が進められた。 コンピュータ部門では、自動車部門とちがって開発の社内依存は高いが、とくにソフトウエア部門の重視とその内製化指向が強まっている。目下、ソフト開発をめぐるヒヤリング調査が重点的に取組れている。電子機器部門では最近強まりつつある下請再編成の動きを明らかにする上で、要めとなっている外注管理組織・機能の実態とそれによってコントロールされる下請企業層についても、大手メーカーの協力を得て綿密なヒヤリング調査が行われた。
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