研究概要 |
1.実験結果 1991-2年に行なったE799-Iのデータより次の結果を得た。 BR(π^0→ee)=(8.0^<+4.1>_<-2.9>±0.5)x10^<-8> K.S.McFarland et al.,PRL71,31(1993). BR(K_L→π^0μ^+μ^-)<5.1x10^<-9> D.Harris,et al.,PRL71,3914(1993). BR(K_L→π^0e^+e^-)<4.3x10^<-9> D.Harris,et al.,PRL71,3918(1993). BR(K_L→e^+e^-γγ)=(7.3±1.5±0.7)×10^<-7> T.Nakaya et al.,to be submitted to PRL 2.超高速データ収集システム 特注のデータ入出力基盤ができて来、それに載せるソフトウェアの開発し、設計どおり動くことを確認した。また、システム全体の設計書を作成した。現在、システムの基本部分の組み上げを行なっている。 3.CsIカロリメータ用フォトマルとベース 窒素レーザを用いたフォトマル試験装置を開発した。これを用いて必要な精度で増幅率、線型性、頻度依存生などを測定できる目処がついた。来年度より約半年間かけて約2千本のフォトマルの受取試験を行なう。 4.γ線検出器 CsIカロリメータのビームを通す穴の回りにつけるγ線検出器の仕様をシミュレーションによって決定した。また、シミュレーションにより、必要なタングステンの厚さ、枚数等もわかった。
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