研究課題/領域番号 |
04402010
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研究機関 | 電気通信大学 |
研究代表者 |
宅間 宏 電気通信大学, レーザー極限技術研究センター, 教授 (70012200)
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研究分担者 |
佐々木 明 電気通信大学, レーザー極限技術研究センター, 助手 (10215709)
清水 和子 電気通信大学, 電気通信学部, 助教授 (30017446)
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キーワード | 原子光学 / 原子レンズ / レーザー冷却・トラッピング |
研究概要 |
本年度は、実験装置の真空度の改善、トラップ原子雲とマイクロ波共振器のアライメント精度の向上、データ収集及びデータ解析プログラムの開発などを行い、迅速かつ確実な測定が行えるようになった。また、円筒形共振器のモードの確認、共振器で消費されているパワーの直接測定を行った。その結果、マイクロ波パワー及び原子の初速度と、マイクロ波共振器のレンズとしての焦点距離の関係の定量的なデータが得られた。 これにより、球面収差を解析できるようになった。さらに、シミュレーションで得られる値より1桁大きいマイクロ波パワーが必要になっていることがわかり、現在共振器の端の効果を考慮した電場を計算しより精密なシミュレーションを行っているところである。
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