研究課題/領域番号 |
04404016
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研究種目 |
一般研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
畜産学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
豊田 裕 東京大学, 医科学研究所, 教授 (90050418)
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研究分担者 |
内藤 邦彦 東京大学, 医科学研究所, 助手 (20188858)
久和 茂 東京大学, 医科学研究所, 助手 (30177943)
伊庭 英夫 東京大学, 医科学研究所, 助教授 (60111449)
岩倉 洋一郎 東京大学, 医科学研究所, 教授 (10089120)
佐藤 英明 東京大学, 医科学研究所, 助教授 (80093243)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1994
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キーワード | 卵成熟 / 受精 / サイクリン / アクロシン / 単為発生 / キメラ胚 / エンドセリン / アデノウイルスベクター |
研究概要 |
1)卵成熟過程の遺伝子発現の制御 A)マウス及びブタの卵母細胞を用い、その成熟を制御する因子(p34^<cdc2>、サイクリンB、MAPキナーゼ)の動態と機能について解析し卵母細胞内の現象がウニ、ヒトデ、カエルなどとは異なることを明らかにした。 B)卵子卵丘複合体の卵管上皮の微細構造に及ぼす局所的影響について調べ、卵丘細胞に筋層を弛緩する作用のあることを明らかにした。 2)受精過程の遺伝子発現の制御 A)精子の透明帯通過に必須な酵素と考えられているアクロシン遺伝子を欠損するマウスを作製し、受精過程におけるアクロシンの役割を評価した。このようなマウスから得た精子でも受精成立に要する時間は延長するものの卵子に侵入することが可能であった。このようなことから受精におけるアクロシンの役割を再評価する必要があると思われた。 B)膨化卵丘に発現する成分に受精促進作用のあることを明らかにした。 3)初期卵割過程の遺伝子発現の制御 A)プロジェステロンにより単為発生の誘起されることを明らかにした。また、XX型胚とXY型胚のキメラ胚は雄になるが、組織学的に解析し、キメラ胚における性腺の分化過程を明らかにした。 B)エンドセリン欠損マウスを作製し、ホモ化したものでは頭蓋顔面に奇形を誘発することを明らかにした。 C)E1A欠損アデノウイルスベクターによりマウス初期胚へ外来遺伝子を導入することに成功した。
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