研究課題/領域番号 |
04451056
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
芳澤 毅 琉球大学, 法文学部, 教授 (90044841)
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研究分担者 |
大膳 司 琉球大学, 法文学部, 助教授 (60188464)
井上 講四 琉球大学, 教育学部, 助教授 (50136024)
中村 完 琉球大学, 法文学部, 教授 (60044963)
福山 逸雄 沖縄県立芸術大学, 美術工芸学部, 助教授 (80208983)
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キーワード | 沖縄県 / 進路意識 / 学習活動 / 高校進学 / 就職 |
研究概要 |
本研究の目的は、沖縄県を研究フィールドとして、(] SY.encircled1. [)中学3年生の進路意識の変化とその要因を明らかにすること、及び、(] SY.encircled2. [)その進路意識の変化や中学生当時の学習活動が、高校進学後の学習活動にいかなる影響を及ぼすのかを明らかにすることにある。その目的を達成するために、本年度と来年度の2年にわたって継続研究する。 まず、本年度は、上記の目的(] SY.encircled1. [)を達成するために、沖縄県の中学3年生に対して、昨年の9月と本年の1月の2回、進路に関する意識調査を実施した。 調査校として、沖縄県の6地域の都会部から2校と離島部から1校、及び離島部でも高校が所在する2校、計19校を選択し、その中学校の3年生の3クラス(3クラスない場合は全クラス)の生徒全員を調査対象に(約1500名)した。 現在、2回目の調査データを入力中であり、以下では、昨年9月に実施した第1回目の調査結果の一部を記載する。 生徒の進学希望率は94.5%、就職希望率は1.6%、まだ悩んでいる生徒は3.9%いる。生徒は、父親の87.3%、母親の89.9%が、自分の進路希望に対して賛成していると思っており、また、父親の75.7%、母親の80.6%が、自分の第1希望の高校に対して賛成していると思っている。 高校生活の希望は、「友だちをたくさん作る」が83.6%で1位、続いて、「大学をめざしてしっかり勉強する」が43.8%、「アルバイトをする」が42.5%となっている。また、「はっきりした計画はない」とする無目的進学の生徒が16.8%いる。 就職する理由としては、「はやく仕事がしたいから」と「勉強が嫌いだから」の2つが大きな理由となっている。
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