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1992 年度 実績報告書

生涯学習の成果の評価方法に関する実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 04451061
研究機関国立教育研究所

研究代表者

山本 慶裕  国立教育研究所, 生涯学習研究部, 主任研究官 (50135646)

研究分担者 金澤 安子  国立教育研究所, 生涯学習研究部, 研究員 (50124178)
田中 雅文  国立教育研究所, 生涯学習研究部, 主任研究官 (10217078)
梶田 美春  国立教育研究所, 生涯学習研究部, 室長 (30110092)
山田 達雄  国立教育研究所, 生涯学習研究部, 室長 (90047887)
川野辺 敏  国立教育研究所, 生涯学習研究部, 部長 (10000001)
キーワード生涯学習 / 学習成果 / 資格 / 評価 / 評価方法 / 集団学習 / 個人学習
研究概要

平成4年度においては、次の2つの調査研究を行った。
1.職業、趣味・けいこごと、教養・語学、家庭・日常生活、体育・レクリエーションの各領域について、資格や単位、認定試験に関する資料を収集するため各専門機関を対象に面接調査を行い、そこで得られた資料から、SH職業資格や生涯学習評価システム構築のための資格、認定試験に関するプログラムデータベース作成に向け、データ入力を行った。特に、他の領域については、カルチャーセンターを対象として、資格と認定に関する資料の収集を終え、これらの領域に関してはデータを入力を終了し、現在データベースとして整理を終え、その内容についての分析にとりかかっている。
2.学習成果の評価方法については、平成4年にカルチャーセンターを対象とした予備調査を実施し、その結果に基づいて新たな調査票を作成した。さらに平成4年12月に新たな調査表を用いて再度の調査を行う予定であったが、全国カルチャー協議会において受講者を対象としたアンケート調査が別計画で行われることとなり、その計画を利用して再度の調査を行った。現在この2度のプリテストの結果を踏まえて、新たに公民館およびカルチャーセンターの比較を行うための調査票の最終版を作成中である。プリテストの結果では、特に自己評価に影響する集団としての家族、地域、企業の重要性が浮かび上がりつつあるとともに、若年齢、高年齢における学習者が集団学習志向が高く、それ以外の年齢では個人学習志向が高いという傾向がみられた。また、評価方法については、他者との能力比較を好まない者が多数を占め、自分の関心のあることをしたいという学習者が多いが、若い年齢層では、競争による学習の刺激を求めたり、他者による評価を求める傾向が強いことがわかった。本調査では、特にこれらの傾向が公民館学習者においても共通にみられるかどうかを検討していくことにしたい。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 国立教育研究所 生涯学習研究会編: "生涯学習の研究" エムティー出版, 1200 (1993)

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公開日: 1994-03-23   更新日: 2016-04-21  

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