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1994 年度 実績報告書

近世対外貿易に関する計数史料の集成的研究-日本側史料に限定して-

研究課題

研究課題/領域番号 04451074
研究機関九州大学

研究代表者

中村 質  九州大学, 文学部, 教授 (50069457)

キーワード貿易関係計数史料 / 差出帳 / 貨物改帳 / 崎陽齋未目録 / 数量と単価 / 正銘品 / 抜荷物 / 流通ルート
研究概要

1.史料蒐集…早稲田大学附属図書館所蔵『崎陽品齋未目録』(天保元〜13年唐蘭船積荷目録収録)が、外園豊基氏の紹介により、初めて公開(撮影)が許され、纏ったデータの蒐集が出来たのが最大の収穫→入力完了。 大阪杏雨書屋の『差出帳』の筆写を行ったが、平成7年1月に撮影許可の方向で検討中と聞き、撮影願を提出しているが、未許可。本研究終了迄には間に合わなかったが、公開の方向は喜ばしい。
2.史料調査・目録作成…天理大所蔵、大阪安土町山本屋文書(落札帳、為登帳ほか仕切書など一紙文書)の整理は3年目に入った。一紙文書は多く明治初年にかかるもので、一点毎のカード化(→入力)は費用と労力の限界を感じる。
3.史料の分析、解説
4.報告書の作成…史料の解説と、計数史料(データ)の紹介。輸入品の積荷帳(差出し・荷改帳)のみでも大部になり、予算をはるかに超えるので、積荷帳の一部と『通航一覧』所収計数史料、及び値組帳・商人荷蔵帳の一部をサンプルとして紹介するにとどめ、あらためて成果刊行費の助成を願出る予定である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 中村 質: "近世における日本・中国・東南アジア間の三角貿易とムスリム" 史淵. 132. 35-63 (1995)

  • [文献書誌] 中村 質: "近世対外貿易に関する計数史料の集成的研究" 九州大学(平成4〜6年度科学研究費補助 研究成果報告書), 206 (1995)

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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