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1993 年度 研究成果報告書概要

日本語シソーラス・データベースの構築とその利用法の研究

研究課題

研究課題/領域番号 04451082
研究種目

一般研究(B)

配分区分補助金
研究分野 国語学
研究機関国立国語研究所

研究代表者

中野 洋  国立国語研究所, 言語体系研究部, 部長 (40000426)

研究分担者 宮島 達夫  大阪大学, 文学部, 教授 (30099915)
山崎 誠  国立国語研究所, 言語体系研究部, 主任研究官 (30182489)
石井 正彦  国立国語研究所, 言語体系研究部, 主任研究官 (10159676)
石井 久雄  国立国語研究所, 言語体系研究部第3研究室, 室長 (70124188)
林 大  国立国語研究所, 名誉所員 (20000002)
研究期間 (年度) 1992 – 1993
キーワード日本語シソーラス / データベース / 分類語彙表 / 類義語検索 / フロッピー出版
研究概要

日本語の代表的なシソーラスである『分類語彙表』をパソコン等のデータベースとして研究に用いるため、次の五点について研究を進めた。
1.日本語シソーラスとして『分類語彙表』を増補した。増補の候補として、新語・動作性名詞・基礎語・複合語・慣用句など8万語収集した。この結果、体・用・相・その他の4類の分類、さらに分類項目間の調整を行った。増補した分類体語彙表の第1として、「動詞分類表」を作成した。今後、さらに研究を続け他の類についても順次公開する予定である。
2.増補候補語と、電子媒体化された『角川類語辞典』の語彙を比較した。
3.日本語シラーソス・データベースを利用するための、「類義語の検索」「分類番号付け」「語彙分類とその集計」のプログラムを作成した。
4.データおよびプログラムの公開。多くの利用者が見込まれるため、『分類語彙表』[フロッピー版]を出版社から刊行した。これは、『分類語彙表』をそのままフロッピーに移したものであるが、コンピュータによる検索の便を考慮し、同じ語または類義語の異なった読み、異なった表記でも引けるように索引の情報を増やした。索引の総語数は、36,780である。また、プログラムは流通と改訂のしやすさを考え、「類義語検索」プログラムをパソコン通信で公開する予定である。他のプログラムは利用者を広く求めるため、「コンピュータによる日本語研究法入門」(仮題)他につけてフロッピー出版する予定である。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 石井 正彦: "語彙調査におけるデータ作成とその利用" 自然言語処理研究会シンポジウム論文集. 97-98 (1993)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [文献書誌] 国立国語研究所: "『分類語彙表』[フロッピー版]" 秀英出版, 8 (1994)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [文献書誌] Masahiko ISHII: "Preparation and use of data in vocabulary research" Proceedings of symposium on the natural language processing.97-98 (1993)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
  • [文献書誌] National Language Research Institute, "Bunruigoihyo" on floppy disc. Shuei Shuppan publishing, 8 pages, 2 discs (1994)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より

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公開日: 1995-03-27  

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