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1992 年度 実績報告書

景観の形成と構造に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 04451132
研究機関慶応義塾大学

研究代表者

金安 岩男  慶應義塾大学, 環境情報学部, 助教授 (30125520)

研究分担者 高橋 潤二郎  慶應義塾大学, 環境情報学部, 教授 (30051410)
高木 勇夫  慶應義塾大学, 経済学部, 教授 (10059545)
杉浦 章介  慶應義塾大学, 経済学部, 助教授 (90162867)
久保 幸夫  慶應義塾大学, 環境情報学部, 助教授 (40107694)
奥出 直人  慶應義塾大学, 環境情報学部, 助教授 (70194503)
キーワード景観研究 / マルチメディア / モニタリング / マインドスケープ / マルチメディア地誌 / 修辞論的解釈 / 景観政策 / 情報社会
研究概要

本年度は、2年間にわたる研究の初年度に相当するので、景観研究の基礎的な概念枠組の検討を行ない、マルチメディア・コンピュータやビデオカメラなどの基本的な設備・備品を整備した。また、海外における事例調査を実施した。本年度の研究内容をまとめると、次の通りである。
1.情報社会論、文化的考察、修辞論的解釈の中に、従来のフィジカルな景観研究を位置付けた。本研究を通じて、知の再構築の枠組の中で、景観研究の重要性を再確認した。
2.備品(コンピュータ、ビデオカメラ)の設置ならびに景観構造のアルゴリズム手法の開発により、試験的なモデル化が実現しつつある。映像情報の効果的表現を検討した。 3.マルチメディアの活用により、従来の地誌と自然景観(地形的要素)の研究の再評価をし、その重要性を高めつつある。この分野で、地理学が貢献できることを示している。
4.英国における景観政策の具体的事例ならびに感覚を重視した景観研究の情報を収集し、関係分野の研究者と意見交換を行なった。(資料、テープなど)
5.屋外広告を事例とした都市景観問題に関するテレビ番組に出演し、コメントした。さらに、台湾における都市デザインの一環としての看板の美化政策を調査した。
6.情報社会におけるマルチメディア化に対応した景観計画・景観政策のあり方を検討し、研究プロジェクト全体の体系化をはかりつつある。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 高木 勇夫: "地図に刻まれた歴史と景観 藤沢市" 新人物往来社, 158 (1992)

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公開日: 1994-03-23   更新日: 2016-04-21  

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