研究課題/領域番号 |
04451134
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
吉江 森男 筑波大学, 教育学系, 助教授 (30133044)
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研究分担者 |
宮地 力 筑波大学, 体育科学系, 講師 (20157647)
渡辺 光雄 筑波大学, 教育学系, 教授 (90015850)
川合 治男 筑波大学, 教育学系, 助教授 (50014791)
佐々木 俊介 筑波大学, 教育学系, 教授 (40018221)
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キーワード | 教育情報処理 / 教師教育 / 大学教育 / コンピュータリテラシ / 専門情報処理 / 事例研究 |
研究概要 |
1.平成4年度の教育情報処理実習に関する検討 筑波大学で行った教育情報処理実習につき各実習担当者が報告し研究グループにおいて内容、方法、講義との関連等を検討した。 2.専門分野のコンピューター利用に関する学生の意見の分析 大学の専門分野におけるコンピュータ利用と教育情報処理の関係を、教育情報処理実習を受講した学生レポートの分析を通して考察した。各専門分野のコンピューター利用には、ワープロ、文献データベース、視覚化等共通するものと、各々の分野特有のものが見られる。 分野特有のデータベースとして史学、考古学・考古学、言語学、化学、地球科学、生物、農林などに例が見られた。 理科系分野の実験における利用、シミュレーション等は専門分野の研究方法と密接に関係し、文科系では、史料や資料の目録作成・分類、調査統計処理、多変量のデータ解析等を言及している。 大学の専門分野におけるコンピュータ利用経験を生かす教育情報処理実習の行い方として、受講者が専門分野における各種の情報を専門家だけでなく、誰にでもわかるようなかたちに処理してみることが考えられる。 3.教育情報処理実習教材の試作 辞書検索のネットワーク化に関する情報科学分野の研究成果を引用し教育情報処理実習に応用するためのプログラム開発を行った。 4.教育情報処理に関する国内・国外の動向調査 米国を事例として、教師及び生徒に対するコンピュータ・リテラシー教育の資料が検討された。また、国内の小学校、中学校、高等学校におけるコンピュータ教育の事例を調査した。
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