研究課題/領域番号 |
04452014
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
面高 俊宏 鹿児島大学, 教養部, 教授 (50129285)
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研究分担者 |
川口 則行 国立天文台, 電波天文研究系, 助教授 (90214618)
安田 茂 鹿児島大学, 工学部, 助手 (30253909)
森本 雅樹 鹿児島大学, 教養部, 教授 (80012805)
田中 穣 鹿児島大学, 理学部, 教授 (00236639)
北村 良実 鹿児島大学, 医療技術短大部, 助教授 (30183792)
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キーワード | VLBI / maser / interfero meter / quaser / galactic nuclei / star formation |
研究概要 |
本研究の目的は、日本列島の最南端の鹿児島にミリ波VLBI局を創設し、国立天文台水沢10m鏡、郵政省通信総合研究所鹿島34m鏡、国立天文台野辺山45m鏡とネットワークを組んで、1300kmを越す基線長を実現し、日本列島サイズの電波望遠鏡を作ろうという計画である。 この計画は本科研費の援助を受けて、22GHzVLBI局の立ち上げという仕事は、予定年度内にほぼ完了した。鹿児島局には平成6年度内に水素メーザー原子時計も設置され、VLBI局としてほぼ一人前になった。報告書で詳しく述べるが、VLBIモニター観測が始まっており、大質量星誕生領域や晩期型星の水メーザー源の解明に興味深いデータを提供できると確信している。 一応この3年間の研究で鹿児島VLBI局の創設の課題は22GHzではほぼ完了し、現在観測して成果をだすところまで来た。今後早急に43GHzの受信器を搭載して、22GHz,43GHzの2周波でVLBI観測できるようにする。
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