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1993 年度 実績報告書

低温核偏極を用いた核崩壊に於ける時間反転の破れの精密測定

研究課題

研究課題/領域番号 04452025
研究機関新潟大学

研究代表者

大矢 進  新潟大学, 理学部, 助教授 (90092676)

研究分担者 平口 和彦  旭町地区放射性同位元素共同利用施設, 助手 (30212195)
檀上 篤徳  新潟大学, 理学部, 助教授 (40018669)
古沢 昭  新潟大学, 理学部, 助教授 (10018260)
キーワード低温核偏極 / 核崩壊 / 時間反転不変性
研究概要

四台の円盤型のGe検出器(51ΦX20mm2台及び44ΦX15mm2台)をコンプトンポラリメータとして使用した。2台のGe検出器をスピンの方向に対してΘ=54。7度と-125。3度、入射γ線に対してΩ=45度またそれに対して対称の位置に他の2台のGe検出器を設置してテスト実験を行った。また温度の変動を見るため0度方向に1台Ge検出器を設置した。線源は純鉄に0。2%程Ir金属を合金にして箔(6ミクロン)を原研の熱中性子で照射して^<192>IrFeの形で用いた。^<192>IrFeは半減期74日で顕著なγ線(296、309、317、468、589、604、613keV)があり、このうちMl+E2の混合比δ(-1。5)を持つ604keVのγ線に注目した。
測定は一時間ごとに磁場を反転して温度が一定になるまでの15分間のinterval時間をおいて、15分の測定を3回行いこれを1RUNとして、一日20RUNを行った。液体ヘリウム、液体チッソ及び1。2Kポットの補給は1日1回で、それらによる温度の上昇を回復させシステム全体が安定になる様に2時間のinterval時間をとった。低温(10mK)でのデータは24日間、システム全体のasymmetryを見るため核スピンが偏極してない高温(1。2K)データは3日間連続して測定をした。すべてのスペクトルの結果はハードデスクに入れられコンピュータによるfittingでγ線の解析を行った。その結果スピン反転によるasymmetryが高温度のデータにも現われておりこの原因を現在追及中である。単純にこの補正を行うと位相の値sinη=3(14)x10^<-3>になるが、さらに精度の良い実験を今行っていて、5月に台湾で行われるInt.Symp.“Symmetries in Subatomic Physics"で口頭発表予定である。

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公開日: 1995-02-08   更新日: 2016-04-21  

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