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1994 年度 実績報告書

非線形システムのモデリングと精度保証付シミュレーション技法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 04452187
研究機関早稲田大学

研究代表者

堀内 和夫  早稲田大学, 理工学部, 教授 (90063403)

研究分担者 遠藤 靖典  早稲田大学, 理工学部, 助手 (10267396)
柏木 雅英  早稲田大学, 理工学部, 助手 (00257247)
山村 清隆  群馬大学, 工学部, 助教授 (30182603)
松本 隆  早稲田大学, 理工学部, 教授 (80063767)
川瀬 武彦  早稲田大学, 理工学部, 教授 (60063690)
キーワード非線形システム / 精度保証付シミュレーション / ファジィモデリング / 構成的非線形関数解析 / 集合値写像
研究概要

前年度までに確立した理論,アルゴリズム,及びシステムを更に発展させ,様々な工学的問題に対する実用的解法とするための検討を行った.具体的には以下の研究を行った.
(1)昨年度までに開発したファジイ写像によるモデリング理論の有効性をシミュレーションによって確認した.具体的には,ファジィ制御器を持つシステムの制御対象に不確定的な動揺が加わり,その結果として,制御対象の出力応答に変動が生じた時の振舞いを,ファジィ写像概念を用いて精密に解析する関数解析的手法について議論し,数値シミュレーションによって有効性を確認した.
(2)常微分方程式一般に対する自動的な精度保証技法を開発し,非線形システムの過渡解析における厳密な手法を確立した.具体的には,Lohnerの方法を元にして新しい効率的な常微分方程式の解の包み込みの方法を開発した.
(3)全解探索法で用いられた技法を発展させ,集合値写像の解集合の包み込み技術を開発し,精度保証付きモデリング技法と併せてより厳密なシステム解析技法を与えた.具体的には,Krawczykの方法を陰関数定理に対する形に拡張することにより,解集合を包み込む方法を開発し,シミュレーションによって有効性を確認した.

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2013-05-15  

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