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1992 年度 実績報告書

セラミック溶射材の力学的諸特性と環境強度に関する解析的検討

研究課題

研究課題/領域番号 04452286
研究機関大阪大学

研究代表者

村田 雅人  大阪大学, 工学部, 助教授 (20030059)

研究分担者 向井 喜彦  大阪大学, 工学部, 教授 (20029044)
キーワードSUS304 / 溶射 / 回転曲げ / 疲労 / 往復分極 / 酸素濃淡電池
研究概要

SUS304鋼にアルミナ.PSZを溶射して回転曲げによる疲労強度特性の検討を行った。その結果、溶射することにより疲労強度は増大し疲労限は上昇した。同溶射材料を観察したところ、表面に微細なき裂が多数存在し、引張応力に対しては強度を上昇させる役割はなく、圧縮強度を上昇させることが引張・圧縮試験により明らかになった。 従って、回転曲げ試験において疲労強度が上昇したのは圧縮側の変形を溶射皮膜が拘束したことが原因であると考えられた。
同材料を用いて3%食塩水中で往復分極試験を行った結果、耐食性は劣化した。特に、その原因としてすきま腐食性の増大が考えられる。これは溶射被膜に生じた貫通気孔に水溶液が侵入し、金属イオン電池、酸素濃淡電池が形成され、金属表面が負性アノードとなり金属溶解が促進されたものである。

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公開日: 1994-03-23   更新日: 2016-04-21  

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