• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1993 年度 研究成果報告書概要

光弾性実験における荷重時の補綴物のコンピューターによる三次元応力解析

研究課題

研究課題/領域番号 04452301
研究種目

一般研究(B)

配分区分補助金
研究分野 補綴理工系歯学
研究機関鹿児島大学

研究代表者

自見 忠  鹿児島大学, 歯学部, 教授 (00037508)

研究分担者 中島 厚生  鹿児島大学, 歯学部, 助手 (10244253)
南 弘之  鹿児島大学, 歯学部, 助手 (50244257)
嶺崎 良人  鹿児島大学, 歯学部附属病院, 講師 (70157577)
篠原 直幸  鹿児島大学, 歯学部附属病院, 講師 (40136891)
鬼塚 雅  鹿児島大学, 歯学部, 助教授 (80038877)
研究期間 (年度) 1992 – 1993
キーワード三次元光弾性実験 / 片側性遊離端義歯 / 三次元カラーグラフィック表示 / フルベイクタイプ / 支台材料 / 鉤歯 / 弾性率比の再現 / 歯槽骨
研究概要

1.支台材料がCeramics Jacket Crownの応力分布に及ぼす影響
1)天然支台歯、レジンコア、メタルコアおよびオール・セラミック・クラウンの、弾性率比を再現したエポキシ樹脂の三次元光弾性実験模型を作成した。
2)各模型に荷重をかけ、クラウン内部に生じる応力の分布状態を解析し、三次元的にカラーグラフィック表示を行なった。
3)レジンコアと天然支台歯では、メタルコアに比べて支台歯の変形を生じやすい傾向があり、唇側歯頸部付近に大きな応力を示した。
4)天然支台歯では、歯髄腔の影響により、レジンコアよりも変形を生じやすい傾向が見られた。
2.片側性遊離端義歯の直接維持装置が荷重時に鉤歯および歯槽骨に与える影響
1)歯牙および歯槽骨に関しても、これまでに確立した方法により、エポキシ樹脂を用いて三次元的に模型化することが可能となった。
2)3種類の直接維持装置として、R.P.I.、遠心エーカースおよび双子鉤を用いて荷重時の応力解析を行なった。
3)R.P.I.では、荷重は鉤歯と歯槽骨内を垂直的に伝わった。
4)遠心エーカースでは、荷重により鉤歯は遠心へ倒された。
5)双歯鉤では、鉤歯は荷重により遠心に倒されたが、鉤歯一本あたりの応力はもっとも小さくなった。
3.キャスタブル・グラス・セラミックス-ポーセレン・ジャケット・クラウンに関しては、従来のベニアタイプに加えてフルベイクタイプでも模型化が可能となったため、現在解析中である。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 中島 厚生,南 弘之,鬼塚 雅,自見 忠: "支台材料がCeramics Jacket Crownの応力分布に及ぼす影響-三次元光弾性実験による応力解析-" 日本補綴歯科学会雑誌. 38. 67-81 (1994)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [文献書誌] 野村 賢介: "片側性遊離端義歯の直接維持装置が荷重時に鉤歯および歯槽骨に与える影響-三次元光弾性実験による応力解析-" 日本補綴歯科学会雑誌. 37. 1212-1222 (1993)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [文献書誌] Atsuo Nakashima, Hiroyuki Minami, Tadashi Onizuka, Tadashi Jimi: "Effect of Abutment Materials on Stress Distribution of Ceramics Jacket Crown -Three Dimensional Photoelastic Stress Analysis-" J Jpn Prosthodont Soc. 38. 67-81 (1994)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
  • [文献書誌] Kensuke Nomura: "Effect of the Direct Retainers of Unilateral Distal-extension Removable Partial Denture on the Abutments and the Alveolar Bone under a Load -Three Dimensional Photoelastic Stress Analysis-" J Jpn Prosthodont Soc. 37. 1212-1222 (1993)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より

URL: 

公開日: 1995-03-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi