| 研究課題/領域番号 |
04454098
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| 研究機関 | 東京大学 |
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研究代表者 |
森島 賢 東京大学, 農学部, 教授 (50113634)
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| 研究分担者 |
斉藤 勝宏 千葉大学, 園芸学部, 助手 (80225698)
藤田 夏樹 東京大学, 農学部, 助教授 (30190044)
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| キーワード | コメの市場開放 / 牛肉の市場開放 / 関税化 / 生産構造 / 構造変革 / FOOD CONSUMPTION / 産業連関分析 / 農業の近代化 |
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| 研究概要 |
1.課題に接近するため、既往の文献を整理し、既往の学説を整序し検討した結果、経済の二重構造に関する学説においても、その中における農業のかかわりについても多くの理論的および実証的に解明されるべき点が多いことが分った。
2.日本経済を近代的部門と非近代的部門とに分割し、産業連関分析するための各種資料を収集整理した。
3.牛肉の生産構造を対象とし、輸入自由化が生産構造の近代化に及ぼす影響について計量的に研究し、急激な輸入自由化が国内の生産構造に、重大な影響を及ぼすことを明らかにした。しかも、短期的にみたとき、牛肉生産を主部門とする肉専用種の生産に及ぼす影響よりも牛肉生産を副次部門とする酪農に及ぼす影響の方がはるかに大きいことが分った。
4.コメの輸入を自由化した場合を想定して、その場合、国内の生産構造に及ぼす影響を推定した。その結果、短期的には加工用、および外食用のコメ生産に及ぼす影響が大きいことが分った。
5.食料の需要構造を日米間で比較研究し、それが農業構造の近代化に及ぼす影響について研究した。
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