研究課題/領域番号 |
04454221
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
丸井 英二 東京大学, 留学生センター, 教授 (30111545)
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研究分担者 |
中井 里史 東京大学, 医学部, 助手 (70217644)
金子 俊 文教大学, 教育学部, 教授 (90086786)
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キーワード | 留学生 / 食生活 / 健康 / 適応 / 文化 / ストレス |
研究概要 |
本研究では異なる食文化からわが国へ勉学のために来日した留学生たちが、母国の食生活から日本的食生活へと適応することができるかについて、すでに何年かをわが国で過ごした留学生による回顧的研究を基礎に、来日した留学生について追跡調査を実施し、健康に関する広い視野から食生活への適応について考察し、今後の留学生の具体的な生活指導に資することを目的としている。 今年度は最終年度であり、従来からの食生活と健康状態についての調査から、やや広がりのある調査へと移行した。留学生も年齢によって生活状況が大きく異なることがすでに知られている。そこで、出身本国で勉学を続ける大学院生とわが国に来日し学んでいる大学院留学生との比較調査を行った。その例として、韓国をとりあげ調査を実施した。食生活のみならず、留学生の生活を取り巻くさまざまな要因からストレスの大きさがわが国での適応に大きく障害となっていることを見いだした。 留学生といっても全員を一括して語ることは難しい。その中で、韓国からの研究留学生に焦点を当てた今年度の研究では、一見すると日本と類似したような文化から来日している留学生であっても、わが国の生活への適応は容易ではないことが示唆された。
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