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1993 年度 実績報告書

躁うつ病におけるG蛋白質alphaサブユニットmRNAに関する分子生物学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 04454300
研究機関北星学園大学

研究代表者

山下 格  北星学園大学, 文学部, 教授 (60000923)

研究分担者 小山 司  北海道大学, 医学部, 教授 (10113557)
キーワード躁うつ病 / G蛋白質 / mRNA / 単核白血球 / ラット脳
研究概要

1.これまでに、ヒト単核白血球におけるG蛋白alphaサブユニット各サブクラス(G_s,G_<i-1>,G_<i-2>,G_<i-3>,G_0)別mRNAの定性的測定法を確立していたが、今年度は定量システムの検討を行った。定量システムについては、当初、ビオチンラベルによる検出またはアルカリフオスフアターゼ標識による検出を予定していたが、方法論上に種々の問題点があり、やや精度は低下するものの、PCR法を用いた定量法に切り替え、その基礎的条件設定を決定した。
2.躁うつ病を対象として、臨床評価を行いながら、治療前ならびに治療後の採血を行い、単核白血球のmRNAをcDNAに変換、保存している。一部、上記の方法で測定を開始しているが、現在までのところ一定の傾向は認められていない。また、疾患特異性の検討のために、他の精神障害患者(精神分裂病、強迫性障害、パニック障害など)でも同様の測定を試みている。
3.躁うつ病治療薬の作用機序検討の基礎段階として、ラツト各脳部位(大脳前頭皮質、線条体、海馬、扁桃体、嗅結節、側坐核、視床下部)におけるG蛋白各サブクラス(G_s,G_<i-1>,G_<i-2>,G_<i-3>,G_0)mRNAの半定量的測定法を確立した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Ichiro Kusumi: "Serotonin-induced platelet intracellular calcium mobilization in depressed patients." Psychopharmacoloqy. 113. 322-327 (1994)

  • [文献書誌] Ichiro Kusumi: "Effect of mood stabilizaing agents on agonist-induced calcium mobilization in human platelets." Journal of Psychiatry and Neuroscience. (in press). (1994)

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公開日: 1995-03-23   更新日: 2016-04-21  

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