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1994 年度 研究成果報告書概要

頭頸部扁平上皮がんの悪性度診断に関する免疫組織化学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 04454432
研究種目

一般研究(B)

配分区分補助金
研究分野 耳鼻咽喉科学
研究機関京都府立医科大学

研究代表者

村上 泰  京都府立医科大学, 医学部, 教授 (20095657)

研究分担者 任 書き  京都府立医学部, 医学部, 助手 (10254351)
河田 了  京都府立医科大学, 医学部, 助手 (40224787)
安田 範夫  京都府立医科大学, 医学部, 講師 (00182337)
研究期間 (年度) 1992 – 1994
キーワードS期細胞標識指数 / EGF-R, / FGF / 変異型p53 / 4型コラゲン / 4型コラゲナーゼ / カテプシン
研究概要

1.増殖関連因子について
1)S期細胞標識指数について検討した結果
(1)粘膜下進展度と正の相関があることを確認した
(2)予後因子になりうることを確認した
(3)発生部位別に差を認めなかった
2)EGF-R,FGFの発現性について検討した結果
(1)下咽頭癌において最も高率(90%)に発現することを確認した
3)変異型p53産生蛋白の発現性について検討した結果
(1)下咽頭癌において最も高率(42%)に発現することを確認した
2.転移関連因子について
1)4型コラゲンについて検討した結果
(1)癌巣周囲膜における発現性と頸部リンパ節転移との関係を確認した。
(2)下咽頭癌はほぼ全例で発現性を認めず、頸転移頻度の高いことを示す結果であった。
2)メタロプロティナーゼについて検討した結果
(1)4型コラゲナーゼおよびカテプシンDは癌細胞によって産生されることが示された。
(2)カテプシンBは間質多核巨細胞に発現した。
(3)カテプシンGは間質毛細血管内白血球に発現した。
(4)カテプシン発現性と頸転移との間に相関性を認めなかった。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 村上泰: "下咽頭癌転移関連因子" 日本気管食道科学会会報. 45. 135-140 (1994)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [文献書誌] 村上泰: "頭頸部癌生検組織から何を学ぶべきか" 松仁会医学誌. 32. 113-125 (1994)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [文献書誌] 村上泰: "咽頭癌の病態と診断" 看護技術. 40. 981-898 (1994)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [文献書誌] 村上泰: "下咽頭癌の腫瘍特性" 耳鼻咽喉科臨床. 88. 133-146 (1995)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より

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公開日: 1996-04-15  

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