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1994 年度 実績報告書

網膜色素上皮細胞の機能と細胞増殖因子受容体遺伝子発現の関連性についての研究

研究課題

研究課題/領域番号 04454441
研究機関京都大学

研究代表者

高橋 政代  京都大学, 医学部, 助手 (80252443)

研究分担者 高梨 泰至  京都大学, 医学部, 助手 (10226798)
栗山 晶治  京都大学, 保健診療所, 助手 (50260625)
喜多 美穂里  京都大学, 医学部, 助手 (00252453)
キーワード網膜色素上皮 / 増殖生硝子体網膜症 / 細胞増殖因子
研究概要

当該年度の目標として、以下の4点に関し研究を行った。1)培養網膜色素上皮細胞が産生する細胞増殖因子及びその受容体についてのスクリーニングを完成させること。-これについては予定していたスクリーニングを終了し、学会および雑誌にて発表を行った。2)遺伝子導入が網膜色素上皮細胞にも応用できるかどうかの検討を行うとともに必要があれば遺伝子導入法の基礎的な検討をする。-これに関しては一時的な発現を得ることには成功したが、継続的な遺伝子発現を初代培養の網膜色素上皮細胞を用いて行うことは困難であった。現在各種の細胞株を用いて検討中である。3)細胞増殖因子受容体遺伝子の発現量を変化させて、培養網膜色素上皮細胞の機能がどの様に変化するかについての基礎的な検討を行う。-これについては2)の結果を待って行う予定であるため検討中である。4)網膜色素上皮細胞に特異的な細胞増殖因子受容体の有無についての予備的実験を行う。-網膜色素上皮細胞に特異的に発現する線維芽細胞増殖因子受容体遺伝子を見つけるため共通配列をプライマーとしたポリメラーゼチェーン反応を行った。これによりいくつかのクローンを獲得したが、その塩基配列並びに機能については現在検討中である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Matsumoto M他: "Photocoagulation increases production of Trane for in ing groeth factor-β2 by celtsred human retinal pigment epithelielclc" Invest Ophthalmol.vis.Sci. (in press).

  • [文献書誌] Yoshimura N他: "Photocoagulated human retinal pigwent epithelial cells produce an inhibitor of vascular endothelial cell proliferation" Invest Ophthalmol.Vis.Sci.(in press).

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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