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1993 年度 実績報告書

パーソナルコンピュータを利用した外国人学習者の漢字力テスト(CAT)の開発

研究課題

研究課題/領域番号 04455003
研究機関筑波大学

研究代表者

加納 千恵子  筑波大学, 文芸・言語学系, 講師 (90204594)

研究分担者 深田 淳  名古屋大学, 言語文化部, 助教授 (30199161)
清水 百合  筑波大学, 留学生センター, 講師(非常勤)
山元 啓史  筑波大学, 文芸・言語学系, 助手 (30241756)
小林 典子  筑波大学, 文芸・言語学系, 講師 (00241753)
酒井 たか子  筑波大学, 文芸・言語学系, 講師 (40215588)
キーワードCAT / 漢字力テスト / 入力インターフェース / 設問パターン
研究概要

1.前年度に作成した「漢字力診断テスト」の評価項目、問題形式、問題数に合わせて、マッキントッシュ上で動くCATプログラムに載せるため、テスト問題の見直しを行い、問題データを作成した。
2.前年度に行った試行テストの結果から、テスト後に学習者に提示する評価の形式(診断プロフィール)を決定した。
3.作成した問題データを動かすためのCATプログラムをマッキントッシュ上に作成し、試動した。
4.外国人学習者に漢字力テスト(CAT)の一部を試用させ、マウスとキーの2種類の入力インターフェースを使った場合の反応時間をはかる実験を行った。その結果、(1)コンピュータを用いたテストにおいては、基本的にシステムは1回限りの使用であること、(2)インストラクションの不徹底が誤入力に結びついてはならぬこと、(3)できるだけ短時間に終了できることが望ましいこと、などの点が学習支援システム(CAI)とは異なっているため、キー操作による入力インターフェースを採用することとした。
5.CATの試用結果から、特に上記の(2)の点を重視し、テスト画面の形式、インストラクション、回答方法の統一を図ることとした。外国人学習者と日本語教師とに意見を聞き、設問パターンを統一した。ただし、漢字の書き問題と意味・形・読み・品詞等のグルピーングをさせる問題については、別パターンにせざるをえなかった。本格的なテスト結果データの収集およびCATの評価は次年度に行う予定である。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 加納 千恵子: "コンピュータを利用した漢字力診断テスト(CAT)の開発(1)" 情報処理学会研究報告. Vol.93,No.76. 1-8 (1993)

  • [文献書誌] 山元 啓史: "コンピュータを利用した漢字力診断テスト(CAT)の開発(2)" 情報処理学会研究報告. Vol.93,No.76. 9-16 (1993)

  • [文献書誌] 加納 千恵子: "中級漢字教育のためのシラバス案" 日本語教育方法研究会誌. Vol.1,No.1. 24-25 (1993)

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公開日: 1995-02-08   更新日: 2016-04-21  

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