研究課題/領域番号 |
04555131
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研究機関 | 東京都立大学 |
研究代表者 |
片倉 正彦 東京都立大学, 工学部, 教授 (60152675)
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研究分担者 |
松本 健二郎 オリエンタルコンサルタンツ総合計画部, 部長
鍋島 泰雄 フクヤマコンサルタントインターナショナル, 技術部, 部長
尾崎 晴男 東京大学, 生産技術研究所, 助手 (30204184)
桑原 雅夫 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (50183322)
鹿田 成則 東京都立大学, 工学部, 助手 (30094270)
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キーワード | ネットワークシミュレーション / オブジェクト指向モデル / リアルタイムエキスパートシステム / 信号制御 / 過飽和交通流 / 交通実態調査 |
研究概要 |
研究開発を始めるにあたってまず、モデルの利用目的、利用方法の検討から既開発のネットワークシミュレーションプログラムを再検討を行った。その結果、(1)モデルの拡張性や応用性を高め、利用者にフレンドリーなものとするため既開発モデルをそのままワークステーション用に移植するのではなく、新たにプロジェクト指向プログラミングによってシミュレーションモデルを再構成することとした。そのため、(2)容易にプログラム開発や変更可能なツールとしてハードウェア環境及びG2リアルタイムエキスパートシステムを整備し、ワークステーション上で実行するネットワーク交通流シミュレーションモデルを構築した。(3)モデル開発はプログラムをモジュール化し、研究構成員で分担して行うこととした。今年度末では各モジュールはぼぼ開発できたが、モデル全体の結合にはまだ検討の余地が残されている。しかし、この再開発したモデルによって、初期状態データ設定及びパラメータの設定、変更が比較的簡便にできるようになった。またモデル検証用データを得るため、過去の交通実態調査データを分析整理するとともに、新たに(4)東京都内の幹線道路(青梅街道)でビデオ観測及び試験車走行による交通調査を実施してデータを収集した。
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