研究分担者 |
川崎 勉 東京医科歯科大学, 医学部, 助手 (30204712)
上川床 総一郎 東京医科歯科大学, 医学部, 専攻生 (20224660)
百野 伊恵 東京医科歯科大学, 医学部, 専攻生 (70218866)
奥山 文雄 東京医科歯科大学, 医学部, 助手 (70134690)
大頭 仁 早稲田大学, 理工学部, 教授 (10063520)
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研究概要 |
本年は3次元動体視力測定装置の仕様決定および基本設計,視標呈示部の光学設計を行なった。 1.3次元動体視力測定装置の仕様および基本設計 光学系と機械系を考慮して,基本仕様を決定した。主な仕様は前後距離70〜4m,最大移動速度100Km/h,左右の移動量±2.0度とした。また,パーソナルコンピュータの制御下で視標の移動方向が任意に選択でき,いくつかの方向の組み合わせも可能とした。来年度はこの仕様に基づき,測定用ソフトウェアの仕様を決定し作成する。 2.視標呈示部の光学設計 視標の水平左右方向への移動は,電気的なLEDによる方法が制御が簡単で良いが,視標動きの滑らかさを考慮して視標走査ミラーによって行うことにした。視標の前後運動には,レンズ系を通して両眼視差を与え,短い距離で遅い運動をする視標を見かけ上長い距離を速い速度で動くように見える呈示方法とした.そこで光学系の視標走査ミラー(ガルバノミラー)と移動プリズムで基本設計が終了した。また,両眼の接眼レンズの前にシャッター速度の速いセラミックシャッターを設置することで,両眼と片眼の瞬間呈示を可能とした。
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