今年度の成果は以下の通りである。 1.青森市、山口市、熊本市のバス需要の経年的推移を明らかにすることにより、公共交通としての果たすべき役割と公営企業としての財政的課題を明確にした。 2.地方都市(特に山口市をケース.スタディした)のバス事業に関連するシビル.ミニマムの基準を検討した。 3.シビル.ミニマムと補助金・負担金の概念をまとめた。 4.青森市での赤字路線に対する補助金の算定方式を詳細に調査し、そこでの方式の妥当性を検討した。 5.シビル・ミニマムの考え方から赤字路線に対する今後の補助方式、負担金方式を作成した。
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