研究分担者 |
小澤 哲也 名古屋大学, 理学部, 講師 (20169288)
村井 隆文 名古屋大学, 情報文化学部, 教授 (00109266)
土屋 昭博 名古屋大学, 理学部, 教授 (90022673)
大沢 健夫 名古屋大学, 理学部, 教授 (30115802)
四方 義啓 名古屋大学, 理学部, 教授 (50028114)
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研究概要 |
n次元代数トーラスX上のq-差分(q楕円モジュラス)に応ずるb-関数及びq-乗法関数F(x)を用いて代数的de Rham複体(Ω‘,V)が定義される.コホモロジーH^*(X,F,V)の有限性,又その双対であるホモロジーH_〓(X,F,〓_q)の幾何的構造,対としてのJackson積分についての種々の問題を解決すること,などがここ数年間の私の課題であった.特にJackson積分の相互関係を楕円テータ関数で表示する接続問題にもっとも力をそそいだ.これらの成果の大部分は,加藤芳文氏(名城大)との共著として論文に書かれた,いくつかは出版予定である. 又1993年10月には,テトガス大でのGeltand教授80才記念シンポジウムに参加,最近のもっとも進んだ結果を発表した.
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