研究概要 |
1.TiAlの組織観察 前年度行った低サイクル疲労試験片の中央断面切欠先端部のクラックや酸化の状態を光学顕微鏡にて観察した。 2.NiCrAlY焼結体電極の作製 前年度行った圧粉体電極には成形助材としてNiやAl粉末が必要であった。別の方法を考えた。多目的高温炉を使用し高温真空下で焼結させる方法を採用した。 3.738LC試験片切欠部の放電被覆 上記焼結体から電極を加工し型彫放電加工機を用いて放電被覆を行った。 4.738LCの低サイクル疲労 800℃大気中で0.4CT試験片の両振荷重制御低サイクル疲労試験を行いき裂発生回数と外荷重との関係を求めた。 5.738LCのクリープ 800℃,850℃,900℃大気中でクリープ試験を行った。900℃では母材の場合酸化膜はかなり剥離したが放電被覆材は酸化も少なく剥離もなくき裂発生時間も長くなった。
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