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1992 年度 実績報告書

高電圧・大電流インパルス用高性能デジタルレコーダの開発と性能試験法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 04650249
研究機関日本工業大学

研究代表者

原田 達哉  日本工業大学, 工業部・超高圧放電研究センター, 教授 (10183568)

研究分担者 佐伯 正盛  日本工業大学, 工学部・超高圧放電研究センター, 助教授 (40049713)
高橋 久雄  ソニーテクトロニクス株式会社, 第二開発部, デザインリーダ
キーワードデジタルレコーダ / インパルス / 性能試験 / ステップ応答 / ノイズ / 校正 / 積分非直線性 / 微分非直線性
研究概要

研究計画にしたがって作業を進め、以下の成果を得た。
1.デジタルレコーダの性能試験
IEC規格1083-1(1991)、Digital recorders for measurements in high voltage impulse testsに規定されている各種性能試験のうち、下記のものについて試験回路を試作構成し、ソニーテクトロニクス社製RTD710Aデジタルレコーダを供試器として性能試験を実施した。(1)積分非直線性試験(2)微分非直線性試験(3)リップル試験(4)時間校正試験(5)ステップ応答試験(6)ノイズ試験(7)インパルス校正試験 構成した試験回路によりIEC規格に定められた性能試験が実施可能であること、RTD710AはIEC規格の条件をほぼ満足することが確められた。今後は試験回路の簡易化について研究を進める予定である。
2.デジタルレコーダのステップ応答のインパルス測定への影響の検討
デジタルレコーダのステップ応答は完全な直角波ではない。インパルスを測定した場合のステップ応答波形にもとづく誤差の大きさとその補正法を明らかにした。(平成5年電気学会全国大会で発表)
3.インパルス用デジタルレコーダの開発
汎用デジタルレコーダのRTD710Aを基本として、高性能のインパルス用デジタルレコーダの開発を進めるため、以下のような改良点を取り合げ、検討開発を進めた。 (1)現象増幅器の直流ドリフトの低減(2)同ホワイトノイズの減少(3)A/Dコンバータのノイズの低減(4)振幅校正器の高精度化
4.インパルス校正器の開発
標準インパルス波形の高精度発生回路と校正法とについて検討を行なった。

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公開日: 1994-03-23   更新日: 2016-04-21  

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